2022年もゴールデンウィークを終えてもうすぐで半年が経ちそうになってきています。アフターコロナを見据えつつ、どうやって取り組もうかといった2022年ですが、いろいろなことがいまいち好転して進まないと感じる状況です。

【謹賀新年2022】新年も明けましておめでとうございます【今年の目標】

2022年の年初の挨拶にも書きましたが、

  • 落ちているお金は全力で拾う
  • クオ・カードや優待券などは無駄なく消化する
  • 健康大事
  • 初心に帰る

といった、ややディフェンシブな目標を2022年の実行目標として掲げました。その後、今年の状況ですが「外部環境ではマイナス面が多く降りかかる」と、予想が当たっていたとも思えるような厳しい外部環境が続いていると感じています。このようにリズムが悪いなと思っている時に「欲を出して」取り組むとさらに被害が大きくなることが多いので、今後もリズム重視で好転するまでは、粛々と出来ることを続けようと改めて感じています。

2022年に入って外部環境的に結構苦しい状況を振り返りましょう。

株主優待は廃止や改悪進む、SMBC日興証券の一般信用在庫も苦しい?

2022年4月には東証の市場再編があり、その副作用の一つとして企業が株主優待を取りやめる事例が増えています。特に「オリックス」など人気が高かった銘柄が廃止を決定したことで、今後も「カタログギフト系」「クオ・カード系」などから順次遠慮なく取りやめるところが増えるかも知れません。

株主優待クロス取引は厳しい相場環境でも、安らかな気持ちにさせてくれる取引ですので少しでも、まだ取れるものは取れればと思いますね。

そこにもう一つ気になるのがSMBC日興証券の一般信用売建の在庫確保状況です。役員の起訴などから、どうも信頼性の点で不安な状況なのか?大口さんの株貸しが減っているのでは?というぐらい在庫が減っていますね。後は優待実施企業が減ったことで、残っている優待の争奪戦も加速しているのかも知れません。

株主優待クロス取引はやりにくくなっているとは思いますが、ここで欲を出さず、昔に比べればまだまだ十分得できる状況と比較的取りやすい銘柄・時期だけ狙っていこうと思います。

SBI証券GMOクリック証券松井証券が再び取引する証券会社として活躍してきています。複数の証券会社の在庫状況をよく見てゲットしていきたいですね。

証券会社9社(松井・auカブコム・SBI・楽天・GMOクリック・SMBC日興・マネックス・大和・岩井コスモ)一般信用売り建て可能銘柄リスト

 

立会外分売は数が減り、初値売り戦績も今年マイナス

数自体、まだ今年は少ない立会外分売。株のバーゲンセールとして小遣い稼ぎに手堅い戦略ですが、私はなんと初値売りだけでデータを取ると負けている状態です。

立会外分売抽選配分当選履歴と立会外分売初値売り投資戦績

立会外分売でこの戦績はしんどいですね。IPOと同じで不人気(分売価格より下がる可能性が高い案件)は手に入りやすく、そうでないのは手に入れにくいので、手に入れにくい銘柄を粛々と当たるように頑張るのが良いですね。ヘッジしてと言うのもありますが、そちらも徐々に激戦区になっていて難しくなっています。

IPOは相変わらず地合いが悪い

2021年の12月の上場ラッシュ以降、極端に市場が冷えている印象の強いIPO市場です。

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それもそのはず上記はマザーズ指数のチャートですが、新興市場の状況が思わしくありません。IPOに対する注目度もかなり下がっているのもブログアクセスから感じます。

IPOに関しては長期的な波を考えると後退期があってもおかしくはないので、次の伸びてきそうな直前は「申込数少ないけど、期待度は高い」という状況が出来上がるので、次の伸びていく時期を逃さないように粛々と見ていきたいです。

IPOが当選しないのは普通、我慢と継続が結果を生む

昔に書いた記事ですが、この記事は多くの方がこっそり感じている模様で人気があります。どんな時も「我慢と継続」が後から良い結果になると感じるのがIPOです。もちろん時期によって使える証券会社などは変わってきますので、それらに対する行動は変化させましょう。

2023年以降はいちよし証券はIPO取り扱わないなど、IPOに関しては不要になる証券会社です。スッキリ整理したほうが管理が楽になりそうですね。

生活物価が上がり、楽天経済圏は改悪進む

生活するための食料品や日用品の物価は本当に上がっていると感じる世の中と思います。電気代なども上がる中、お得な生活手段として活用できた「楽天経済圏」の改悪は著しいですね。

今までお世話になってきているので文句は言えませんが

  • クレジットカード積立の還元の改悪
  • 楽天モバイルの0円プランの廃止

はもろに打撃を受けて対応策を考える状況です。

楽天証券のクレジットカード積立投信決済サービスポイント還元変更!対策を考える

楽天モバイルの0円プランが終了!7月からの新料金に向けてどうする?

この「楽天経済圏」の改悪ラッシュに関しては、私達の出来ることは面倒と感じてもよりよいサービスに移動すればいいので解決はできるでしょう。

【投資でポイント還元】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ

クレジットカード決済ができる積立投信サービスも今年になって増えていますので、もう移行して楽天はまた改善すれば始めるなどの対処でも問題ありません。こういったところの情報を素早くキャッチして、いい方向に見てくれている人にも提案できたら、当方のメディアとしての価値もあると思いますので、積極的に良い方向に行動を起こす(またその情報を発信できればと思います)。

楽天も改悪続きでユーザーが減ってきて、それでもう一度他者に負けない還元策を練ってくる可能性はあります。そうなった場合に、また民族大移動のような感じで楽天さんは使わせていただければと思います。

経済圏という見方をすると

  • 楽天経済圏
  • ソフトバンク経済圏(Paypayやヤフーショッピングなど)
  • au経済圏(現在、赤丸急上昇中)
  • ドコモ経済圏?(あまり赤字覚悟のアピールしない?)
  • アマゾン黒船経済圏

などなど、5つぐらいが争いをしてくれているので、どこかが苦しくてもどこかが頑張るという図が描けます。PayPayなんかは普及に向けた時はかなりお得でした。今はau経済圏が還元策で一番強みが出ているかも知れませんね。

最後に金銭面だけでなく、心と体の健康を大事に

2年も続いたコロナ禍は、社会の行動変容などいろいろと「心と体の健康」に対してストレスを与えていると思います。私の近くの人々を見ていても「体を壊す人」「心を壊す人」を複数見ており、金銭面以上に行きていく上で打撃が大きいと感じています。

そこに来てマイナス面の多い外部環境が、もう少し続きそうな気がしていますので、「心と体の健康」には留意したいですね。

そういう意味で「休むも相場、色々リズムが悪い時は欲を出さずに粛々と」といタイトルで長い記事を書かせていただきました。こういった状況でもコツコツと変化してできることはいくつかあります。粛々と楽しく行きていけるように行動したいですね。